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2025.07.11 更新
2025.07.11 更新

「広告運用って何するの?」を解決!広告運用者の1日のタイムスケジュールを大公開!

Written By
Y.F.

HR担当兼コンテンツプランナー

「広告運用」という仕事、就職活動で耳にしたことはありませんか?

広告業界に興味があって調べてみると、「運用」という仕事が出てくると思います。ただ言葉だけ聞いても、具体的な仕事内容をイメージするのは、なかなか難しいですよね。 「なんだか専門的で難しそう…」と思って、エントリーをためらっている方もいるかもしれません。

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消します!

今回は、クライアントのビジネスを成功に導く「広告運用者」として働く、弊社プライムナンバーズ入社3年目社員の1日のスケジュールを紹介します。 朝の出社から退勤まで、どんなタスクをこなし、どんなことを考え、どんな風に成長しているのか。 タイムスケジュールに沿って、その仕事内容を具体的にお見せします。

この記事を読み終える頃には、広告運用者として働く姿がくっきりとイメージできるようになります。広告業界を志望している方も、そうでない方も、お仕事研究として是非当記事をご一読ください。

はじめに:プライムナンバーズのポジションと役割について

「広告運用」と一言で言っても、そこには様々な役割を持つプロフェッショナルが関わっています。 今回ご紹介する「広告運用」の仕事内容をより深く理解していただくために、まずはプライムナンバーズで広告運用を支える3つのポジションと、それぞれの役割について簡単にご紹介します。
これらのポジションは、それぞれが専門性を持ちながら、密に連携することでクライアントの広告効果の最大化を目指します。

ポジション主な役割
①アカウントプランナー弊社Webサイトなどからお問い合わせいただいたクライアントに対して、課題をヒアリングし、解決策となるWeb広告の媒体や配信ターゲットなどを提案します。 クライアントとプライムナンバーズを繋ぐ最初の窓口です。
②広告運用コンサルタント契約が決まったクライアントの広告運用及びクライアント対応を担当します。 広告効果を最大化するための戦略立案、日々の進捗管理、成果の分析、そしてクライアントへの報告や改善提案まで、運用に関わる司令塔の役割を担います。
③広告オペレーター広告運用コンサルタントの指示に基づき、実際にWeb広告を配信するための設定作業や、広告の成果をまとめたレポート作成などを行います。 正確かつ迅速な作業で、広告運用コンサルタントの戦略実行を支える重要なポジションです。

このように、各ポジションのプロフェッショナルがチームとして機能することで、質の高い広告運用サービスを提供しています。

【タイムスケジュール】入社3年目広告運用コンサルタントのリアルな1日

上記で説明した弊社のポジションの中から、今回は弊社でもっとも所属しているスタッフが多い「広告運用コンサルタント」として働く入社3年目の社員の、とある1日のスケジュールを見ていきましょう。

説明を始める前に事前にお伝えしたい点があります。それは、広告運用コンサルタントの仕事は、毎日同じタスクを繰り返すルーティンワークではないということです。 クライアントからのご要望や広告配信の状況によって、日々実施すべき業務は変化します。

今回はあくまで一例として、クライアントとの定例ミーティング(MTG)が予定されているとある一日のスケジュールをご紹介します。

8:50頃|出社・当日の予定チェック

8:50頃にオフィスに出社します。 自席に着いたらまずPCを立ち上げ、予定を入れたカレンダーをもとに、当日のタイムスケジュールを確認します。この時間で今日のタスクの優先順位を頭の中で整理し、1日のスタートに備えます。

9:00|全体朝礼・チーム内朝礼:タスク確認

9:00の定時になると、全社員が参加する全体朝礼が始まります。 ここでは、全体への周知事項の伝達や、既存広告メディアのアップデートの情報、新規でお問い合わせがあったクライアントの情報などが共有されます。 この朝礼を通して、社員間の情報格差をなくし、知識レベルを均一化させることを目指しています。

全体朝礼が終わると、次は所属する部署・チームごとの朝礼を行います。 ここではより具体的に、「今日、誰が・何の業務を・いつまでに行うのか」といった個人のタスクとスケジュールをチーム全員で共有します。 また、過去に発生したトラブル事例やその対策を共有する時間もあり、チーム全体でミスを未然に防ぐ仕組みを整えています。 この朝礼で1日の業務の流れを確定させ、本格的に業務をスタートします。

9:30|担当案件のメールチェック及び広告パフォーマンスチェック

朝礼が終わると、メールや社内チャットツールを確認します。 夜間のうちにクライアントや社内メンバーから届いている連絡事項に目を通し、緊急性の高いものがないかをチェック。必要に応じてメールの返信や、ご依頼事項の対応を行います。

また自分が担当しているクライアントの広告パフォーマンスのチェックに取り掛かります。 これは広告運用コンサルタントにとって、最も重要な日課の一つです。

広告オペレーターが毎朝作成してくれる成果進捗レポートを確認し、以下のような項目を細かくチェックしていきます。

  • 予算の使用ペースは適切か?
  • クリック数や表示回数に急激な変動はないか?
  • コンバージョン(商品購入や問い合わせなどの成果)は計画通りに発生しているか?
  • 広告が意図せず停止しているなどの異常はないか?

これらの数値を毎日定点観測することで、問題の早期発見・早期対応が可能になります。 例えば、何らかの理由で広告の配信量が急に減ってしまった場合、朝のうちに気付いて原因を究明し、すぐに対策を打つことができます。こうした日々の地道なチェックが、クライアントの大切な広告予算を守り、成果を最大化することに繋がります。

10:00|クライアントMTG前の資料確認

今日はこの後、担当クライアントとの月次定例ミーティングが控えています。 このミーティングは、先月の広告運用の成果を報告し、それを踏まえて今月の施策についてクライアントと合意形成を行う非常に重要な場です。

事前に広告オペレーターに作成してもらったレポートや、自分自身で分析したデータをもとに作成した提案資料の最終チェックを行います。 誤字脱字がないか、データに間違いはないかはもちろんのこと、「この報告内容でクライアントの疑問にすべて答えられるか」「提案する施策の意図が明確に伝わるか」といった視点で、何度も資料を見直します。

場合によっては、報告のシミュレーションとして、上司にクライアント役をお願いしてプレゼンテーションのロープレを行うこともあります。 想定される質問への回答を準備したり、より分かりやすい説明の仕方を考えたりと、万全の準備を整えてミーティングに臨みます。

11:00|クライアントとの月次定例MTG

準備を終え、いよいよクライアントとの月次定例ミーティング本番を迎えます。 MTGは基本的にはオンラインで行います。

ミーティングでは、まず先月の広告運用結果について詳細に報告します。 ただ数字を読み上げるだけでなく、なぜそのような結果になったのか、データに基づいた分析と考察を加えて説明することが重要です。具体的には、以下のような多角的な視点から成果を報告します。

  • 配信メディア別の成果(Google、Yahoo!、Instagram、LINEなど)
  • 日別の成果推移
  • 検索広告のキーワード別の成果
  • 使用した広告バナーや広告文(クリエイティブ)別の成果
  • 配信ターゲット(性別・年齢・地域など)別の成果
  • 月ごとの広告成果の推移

これらの詳細な分析結果を踏まえ、「成果が良い内容はさらに配信量を増やし、成果が悪かった内容は改善するもしくは広告配信を停止するなど、今月はどのような施策を実施すべきか」という、未来に向けた具体的なアクションプランを提案します。

広告成果が良い状態が続いており、クライアントとの信頼関係が高い場合は、弊社が提案した内容を即決して承諾いただけることや成果報告がすんなりと終わることもあります。その場合は、新しく登場した広告メニューの紹介や、クライアントの業界トレンドの情報交換を行うなど、未来の施策に繋がる話を行います。信頼関係が限界突破している場合は、広告運用は完全に弊社にお任せいただき、MTGでは仕事と直接関係ない雑談をすることにほとんどの時間を費やすこともあります。

一方広告成果が悪い状態が続いている場合は、提案がすんなりとは通らないこともあります。

  • 新しい広告メディアを挑戦する時期ではないので、既存のメディアに絞って成果向上策を考えて欲しい
  • 提案された広告文は、当社のブランドイメージと合わないため、表現は変えずに他の方法で改善してください
  • 獲得単価が高いので、来月から月の広告予算を減らして欲しい

など厳しい意見をいわれることもあります。クライアントのご意見も尊重しますが、最も大事なことは広告成果を伸ばすことです。たとえその場でご納得いただけなくても、一度持ち帰って再度データを分析・収集し、より精度の高い改善策として再提案することもあります。この粘り強さが、次の成功に繋がります。

このように、成果の報告から未来の戦略までの議論や、ときどき雑談を行い、1時間程度のMTGは終了します。クライアントと直接対話できる貴重な機会なので、私たちは常に入念な準備をして臨みます。

緊張感のあるMTGを終えた後は、大きな安堵感に包まれます。良い結果をご報告できた際には、クライアントの事業に貢献できたという確かな手応えを。一方で、成果が振るわず厳しいご指摘や次への「宿題」をいただいた際には、「次こそは必ず期待に応える」と、悔しさをバネに気持ちを新たにする。そのどちらの瞬間も、私たちがプロとして成長していく上で欠かせない、貴重な経験です。

12:00|昼休憩

クライアントとのMTGを終え、少し頭を使った後は、昼休憩を取ります。

社内の休憩スペースでは、部署の垣根を越えてランチを楽しむ社員たちもいれば、イヤホンで動画を見ながら仮眠を取る人もいます。近くのカフェで一人リラックスする人などもおり、その過ごし方は実に様々です。

休憩時間は決まっていません。仕事が落ち着いたタイミングで自由に、思い思いの休憩を取っています。

このオンとオフのメリハリと、個人のスタイルを尊重する自由な空気が、午後の業務への新たな活力となっています。

13:00|クライアント定例MTGの施策対応

昼休憩でリフレッシュした後は、早速午前のミーティングで決定した施策の実行に移ります。

ミーティングは報告して終わりではなく、決定した事項を迅速に実行に移すまでが重要です。

具体的には、以下のようなタスクを対応していきます。

  • 配信停止の対応: 成果の悪かったキーワードや広告文の配信を停止する。
  • 新規設定の対応: 新しいターゲット層への広告配信設定や、新規広告文の追加登録を行う。
  • タスクとスケジュールの設定: 新しい広告メディアの配信を開始する場合、必要な準備(アカウント開設、クリエイティブ作成依頼など)を洗い出し、関係者とスケジュールを調整する。
  • 情報収集と問い合わせ: MTGでクライアントから受けた質問に正確に回答するため、広告メディアの担当者に直接問い合わせて仕様を確認する。

これらのタスクは、自分自身で管理画面を操作して設定するものもあれば、広告オペレーターに正確な指示書を作成して作業を依頼するものもあります。 複数のタスクを優先順位を決めて効率的に行っていく、そしてミスなく作業を完了させるという管理能力が求められます。

15:00|社内MTG、チームの週次定例

自分のタスクを進める一方で、チーム全体の状況を把握し、連携を強めるための社内ミーティングを行うことも重要な業務の一つです。 弊社ではチーム毎に週一度、チームメンバー全員が参加する週次定例会を行っています。

このミーティングでは、主に以下の内容を報告・共有します。

  • 担当案件の進捗状況: メンバーが担当している各案件に対して、「目標達成に向けて順調に進捗しているか」、「目標達成が難しい場合、その課題はどこにあるのか」、「課題を克服するための、今週どういう行動をするのか」などの状況を報告します。
  • 自身の売上目標の進捗確認: 会社から与えられた個人の目標数値に対する進捗状況を確認する。
  • トラブル事例と対策の共有: チーム内で発生したヒヤリハット事例などを共有し、再発防止策を全員で考える。

もし担当案件の成果が思わしくない場合、この場で「現在このような課題に直面しているのですが…」と上司やチームメンバーに相談します。 すると、「その課題なら、過去にあの案件で実施したこの施策が有効かもしれない」「別の角度からこのデータを分析してみてはどうか」といった、自分一人では思いつかなかったような改善策やアイデアを出してチームで解決に導きます。 このように、チームの知見を結集して課題解決にあたれる環境を作るために、チームMTGを実施しています。

16:30|広告の入稿指示

広告運用コンサルタントは、複数のクライアントを同時に担当するのが一般的です。 そのため、定例ミーティングの対応とは別に、別のクライアントから新たな依頼が舞い込んでくることもあります。

例えば、「来週から発売する新商品のプロモーションとして、Web広告のバナーを追加したい」という依頼が来たとします。この依頼を受けたら、まず現状の配信状況を整理し、必要なタスクとスケジュールを洗い出すことから始めます。

  • どのメディアに広告を追加するのが最適か?
  • 広告の素材(画像や文章)はクライアント側で用意するのか、弊社で作成するのか?
  • 弊社で作成する場合、いつまでにどのようなコンセプトの広告を作成する必要があるか?

このように、広告配信設定に必要な情報を一つひとつ整理していきます。

計画が固まりクライアントからの了承を得られたら、その内容を具体的な作業指示に落とし込み、広告オペレーターへ依頼します。オペレーターが設定を完了したら、最終チェックは広告運用コンサルタントである自分自身の目で行います。配信内容に誤りがないかを隅々まで確認し、問題がなければ配信開始のボタンを押します。

17:00|別案件の成果レポートの確認・分析

1日の終わりが近づいてきましたが、まだ気は抜けません。週次や日次で決まったタイミングで成果レポートを提出する約束をしているクライアントもいるため、そのレポート作成や分析も行います。

広告オペレーターが作成してくれたレポートの数値を見ながら、「目標達成に向けて順調な進捗か?」「もし目標達成未達ペースなら、どこに要因があるのか?」を分析します。

レポートは、ただ数値をまとめて提出すれば終わりではありません。その数値の裏側にある課題を読み解き、具体的な改善アクションを考え、クライアントに提案するところまでがセットです。この分析と改善提案の繰り返しが、クライアントとの信頼関係を築き、成果に繋がっていきます。

18:00|チーム終礼・退勤

業務終了時間が近づくと、チームで終礼を行います。 今日の業務が予定通りに進んだか、残業が必要なメンバーはいないか、残業が必要な場合はそのタスク内容と終了見込み時間などを共有します。 弊社の多くの社員は、定時までにその日のタスクを終え、スムーズに退勤していきます。

退勤後は自由時間です。早く帰って自分の趣味に没頭するもよし、ゆっくり休んでいただくもよし、仲の良い社員と飲みに行くもよし。退勤後にしっかり休息を取り、明日の勤務に備えてください。

以上が、広告運用コンサルタントのとある1日の大まかなスケジュールです。 今回はご紹介しきれませんでしたが、この他にもクライアントへの請求書作成業務や、広告媒体が主催するウェビナーへの参加、自身のスキルアップのための学習など、日々の業務は多岐にわたります。

どのような仕事にも納期はつきものですが、広告運用コンサルタントの仕事は特に関係者が多く、複数のタスクが同時進行します。そのため、常に状況を把握し、優先順位を判断しながら自律的にスケジュールを管理していく能力が非常に重要であり、業務を通して身につけることができます。

「大変そう…」でも大丈夫!未経験からプロに育てるプライムナンバーズの育成制度

ここまで読んで、広告運用コンサルタントの仕事のリアルを感じていただけたでしょうか。 「データを分析して戦略を考えるのが面白そう!」と感じた方がいる一方で、「専門知識が多くて、自分に務まるだろうか…」という不安を感じた方もいるかもしれません。

ご安心ください。ここからは、その不安を「ここで挑戦したい!」という期待に変える、プライムナンバーズならではの制度と、あなたがここで得られる未来についてお話しします。

未経験者を「プロ」に育てる、150のスキル項目

プライムナンバーズでは、新しく仲間になってくれるあなたがWeb広告業界未経験であることは、全くハンデになりません。

その理由は、プロの広告運用コンサルタントとして活躍するために必要な知識やスキルを、

約150項目にまで細分化した、当社独自の育成プログラムがあるからです。 例えば、「リスティング広告のキーワード選定ができる」「Googleアナリティクスを使った分析ができる」といった実践的なスキルから、「EXCELの関数を使いこなせる」など基本的なスキルまで網羅しており、広告運用コンサルタントとして一人前のプロになるための道筋が明確に示されています。

この項目を、研修や実務を通じて一つひとつ着実にクリアしていくことで、誰もが広告運用で成果を出せるプロフェッショナルへと成長できる。知識ゼロからプロに育てる仕組みを持っていることがプライムナンバーズの強みです。

自分の仕事で「超結果を出す」という、圧倒的なやりがい

私たちが目指しているのは、単に広告を配信することではありません。 クライアントの事業課題と真摯に向き合い、Web広告という手段を通じてその事業を成功に導く「超結果」を出すことです。

事実、他の大手広告代理店から当社に運用を切り替えていただいたクライアントで、広告経由の売上がわずか数ヶ月で1.7倍に増加したという実績もあります。

自分が立てた戦略、自分が考えた改善策が、目に見える「数字」として成果に繋がり、クライアントのビジネスを成長させることができる。そんなダイナミックで圧倒的なやりがいが、この仕事にはあります。

弊社の育成プログラムのもと広告運用コンサルタントとして成長いただき、広告業界で結果を出せるプロになりませんか。みなさまの挑戦をお待ちしています。

広告運用のお仕事をプライムナンバーズではじめてみませんか

広告運用コンサルタントの1日の仕事内容を紹介しましたが、いかがでしたか?

この仕事は、常に数字と向き合い、データに基づいて論理的に考え続ける思考力が求められる、決して楽な仕事ではないかもしれません。 しかし、それ以上に、自分の手でクライアントのビジネスを成功に導くことができるという広告業界の中でも特にやりがいの大きい職種だと思います。

この記事を読んで、広告運用コンサルタントの仕事のイメージができ、「おもしろそう」「やってみたい」と感じていただけたなら、ぜひその気持ちを胸に、次の一歩を踏み出してください。

弊社ではマイナビ2026で皆様からのエントリーをお待ちしています。

少しでも興味をお持ちになりましたら、お気軽にエントリーいただけると幸いです。皆様のエントリーを心よりお待ちしています。 


マイナビ2026

Written By
Y.F.

HR担当兼コンテンツプランナー

言わずと知れた鶏先輩。広告運用をはじめ、採用、担当、品質管理、メディア媒体交渉、マーケティングなど様々な業務を担当し、今自分が何担当なのか?見失う。実はプライムナンバーズ最古参メンバーのひとり。特技は1~1,000までの数字をもらえば、その図鑑番号のポ〇モンを当てられること!